更新日:令和3年5月17日|登山口から山頂まで1時間半位|体力★★★★☆・展望★★★★☆・静けさ★★★★☆・技術★★★☆☆・危険度★★★☆☆・中級者向け|山口県と島根県の県境にある莇ヶ岳に2006年5月15日に総勢9人で登った山行です。3つの鎖場があり、一番長い三ノ鎖場に挑戦したため年配者には体力と多少技術が必要となります。帰り道ラショウモンカズラに出会えた山旅となっております。
◆都道府県:山口県、島根県
◆登山日:2006年5月15日
◆同行者=石井さん・田中さん・水口さん・奥村さん
徳本ご夫妻・開村ご夫妻
中国山地の山旅は昨日を含めて初めての山旅である。
今回は徳山にお住まいの開村ご夫妻が行動計画一切を取り仕切って頂き、
総勢9人の有り難い感謝の山行である。
今夜は下山後に開村さんの山荘泊まりで楽しみだ。
昨日、青野山に登頂して足慣らしも充分で、
往復二時間余りの山行なので負担はない。
R315線の戸根集落を小河内川沿いに車を走らせた。
パーキングから登山口まで2㎞ほど林道歩きを強いられる事に。。。
植林帯の中の仮設の橋を2回ほど渡り従来の林道に出る。
しばらくは緩やかな林道を北へと進む。
植林帯は所々に大雨による土砂崩れの跡があり、
山肌には根こそぎにされたスギやヒノキが折り重なっているのを見て、
根張りのないスギやヒノキの植林では山は荒れ放題になると実感した。
アルバイトも約30分で登山口に着く。
ここで、あらためて身支度を整え、一休みしてから登りにかかる。
当初は花崗岩屑のザレ気味を登り、やがて直登して高度を稼ぐ。
ミツバツツジが気分を和ませ、クマザサとアセビのトンネルを抜け、
雑木で覆われた余り変化のない山道を辿って行くと、山頂への分岐に出た。
辺りは灌木で明るくなり、左巻き道、山頂まで十分、
右、二の鎖・三の鎖を経て山頂まで十分の道標が有った。
一の鎖場、5mの上には不動明王が祀ってあった。
ここから一旦登山道に降りて、第3の鎖場を目指す。
この鎖は50mほどの鎖場で慎重に歩を進め、
最後の登りは、鎖場を直登せず巻き道をとる。
開村さんは障害者登山の案内の下見剣分の折りには、
この鎖場を目隠して上り下りしたとの事である。
相変わらずボランテアで障害者救済活動には頭が下がる。
無事に岩峰の頂きに着き水で乾杯。
対峙する飯ヶ岳や小河内の谷を一望する。
山頂は三等三角点の傍に「石鎚神社兄見山 開山 田中ヒサ」の標柱と祠が一基設置されていた。
春霞のうねうねと続く新緑の中国山地の山並みを望見し、
足元のラショウモンカズラに見とれながら、鎖に委ねて登って来た足跡を振り返った。
充分に眺望を堪能して、いい汗が引けた後に山頂を辞した。
下山は鎖場を避け、標識にある登山道を辿って、
分岐まで来ると往路とは反対の右の尾根通しを下り、
新しく切り開かれた「松の木コース」と言い、それだけに静かな山道である。
赤松の林を抜け、緩やかな尾根が終わると、急坂が待ち構えていた。
最後は、杉の植林帯(この域も何れ山が抜けるだろうと想像しながら)を
ジグザグに踏んで往路に通った林道に出た。
下山後は次の訪問地である、ブナの原生林の残る長野山へと向かった
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★管理人から令和のこそこそ噂話★
5月17日は「世界高血圧デー,高血圧の日」です!
世界高血圧連盟が2005年に制定。
日本では2007年から「高血圧の日」として実施されている。
~今日は何の日から引用~
高血圧の薬を飲みだしてから、1年くらいになります。
自覚症状がないのですが、朝の目覚めは低血圧の時と違って
良くなった気がします。早く薬を飲まなくてもよいように、
ウォーキングを積極的にして、塩分にも気を付けないとですね。
あなたの血圧は大丈夫ですか?