更新日:令和3年7月3日|登山口から山頂まで1時間半位|体力★★☆☆☆・展望★★☆☆☆・静けさ★★★★☆・技術★★☆☆☆・危険度★★☆☆☆・中級者向け|たわわに実ったキイチゴ属のクマイチゴを頬張りながらの山行です。山頂には淡紅色の一輪のシモツケソウに出会え、埼玉の最高峰の三宝山も一望できる山旅となっております。
◆都道府県:群馬県(西上州)
◆登山日:2013年7月7日
◆同行者=石井さん・田中さん
いつもの通り、石井宅に出迎え南浦和で田中氏を乗せ外環から、
関越上信道を走り下仁田ICで下車。
R254からシャッター街となった下仁田町内を走り、
県道45号(下仁田上野線)で湯の沢トンネルを抜けて上野村に入った。
(平成16年開通、険しい峠道がなくなった為に30分短縮)
昼食の準備をしてなかったので、コンビニを探すがなかった。
今後は現地に入る前に準備するべきと反省する。
道の駅に寄り上野村ガイドマップを入手する。
高反山登山ガイドは掲載されていない。
昼食のおやき・アンパンを仕入れて高反山の登山口を聞く、
勝山バス停・黒沢商店の手前を入って行くとの事。
細い路地を進んで坂になる手前のY字路を右に取り、
小さな橋を渡って10mで猿避けのかなり高い電棚があり、
このネットの棒を抜いて入山する。
入ったら又、元の位置に差しておく。この辺りはスモモの産地らしい。
ゆるやかな南東斜面のコンクリート舗装道を登って行くが、
小石の落石が多く滑って帰りが心配だ。それでも何とか通れた。
やがて栂の大木のある三叉路に着いたが、
進むべき道の勾配がきつくなり倒木や大きな落石も有るので、
この三叉路で路肩の日影に駐車した。
黄杭の左矢印209号と有り、南稜ルートへの林道である。
我々は南面の舗装された造林作業道を進み、
やがて好展望の植林の伐採跡には、強烈な夏の日差しがいっぱいに落ち、
たわわに実ったキイチゴ属のクマイチゴを頬張りながら自然の恵みを頂戴して登って行く。
先は二股となり一本は荒廃した林道が下っている。
ここで一息入れて舗装道の、こぼれ陽の差し込む雑木の中を進むと、
赤松の大木が現れ、秋にはマツタケが収穫できそうな並木で素晴らしい。
右の稜線には防災無線鉄塔が建っている。
道路はここまでで、更に進むと行く手に高反山の頂が顔を出し、
所々に赤茶けた岩峰が突き出ていていかめしい。
その険悪な印象を胸に秘め、右の路肩には赤松の大木の根元に小さな石祠があった。
南面は先ほどの伐採地の延長線で開けていて清々しい。
やがて間伐の行き届いた植林帯に入り、先ほどまでさえずっていたうぐいすに変わり、
せみの初鳴きを聞きながら昼食とした。
足元にはサワギクが咲き、ブルで掻き上げた路肩には、
たのもしいかぎりの桧や赤松の幼木が芽を出し、行く末が楽しみだ。
昼食後、腰を上げタケニグサ(チャンバギク)が乱立している中を登り、
右から来る東稜ルートと合わせ、いよいよ高反の核心部に入った
気持の良い山中で踏み跡を左へと取る。
急登し大岩を巻き、朽ち果てた木段を登り切ると山頂に飛び出した。
頂上は疎林に包まれた穏やかな山頂で展望を妨げていた。
すぐ南に下り張り出した小さな露岩からは、上武国境稜線の展望はもちろん、
眼下には上野村の人里や天空回廊のスカイブリッジを見下ろし、
先には両神山から赤岩尾根~大ナゲシ~六助ノ頭~天丸山~帳付山へと連なる稜線が、
そして埼玉の最高峰 三宝山も一望できた。
この時期にしては花の少ない山だなーと思っていたが、
山頂には淡紅色の一輪のシモツケソウが待っていてくれた。
しばしの山頂で鋭気を取り込み、汗でずぶ濡れのシャツも取り替え、
清々しい気分になった処で山頂を辞する。
檜峠への南稜ルートの道標もあったが、予備知識では岩壁の道迷い等の恐れがあると
判断して安全第一と考え往路を下山した。
この山は集落のすぐの裏山だが登りも面白く、
展望も素晴らしい、なかなか楽しい山だった。
下山後、道の駅「上野」に立ち寄り、昔懐かしい郷土食を仕入れ、
田中さんは未だ叶山の牢口を見たことが無いと言うので案内して帰路に着いた。
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★管理人から令和のこそこそ噂話★
7月3日は「ソフトクリームの日」です!
1951年のこの日、明治神宮外苑で行われた
米軍主催のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルで
ソフトクリームが販売され、
初めて一般の日本人がソフトクリームを食べた。
~今日は何の日から引用~
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それでは、Buona Notte♪