258 越上山(567m)
259 顔振峠・ユカデ
県=埼玉県・奥武蔵
OMITSU単独(バイク)
登山日:2006年10月7日
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天気も良いので「晴れたら山へ」と、バイクを走らせ関東三大不動尊の一つ高山不動に向った。三大不動尊他には、成田不動(千葉県)、大山不動(神奈川県)がある。川越から日高市を通り抜け、299号で秩父へと向かう。西吾野駅を過ぎて高山不動の看板に従い、間野信号を右折し、北の尾根に向かって山道を登って行った。やがて、開けた南面の高山集落の上の高山不動に至った。
黒門を潜り、本堂への急階段を登った。曰く因縁を読むと、『本尊の軍茶利明王立像(国重文)は平安時代末期の作で、県内では古い仏像彫刻の一つで、密教の雰囲気を色濃く伝えている』とあった。
参拝を済ませ奥武蔵林道を走り、顔振峠に出る。未だ紅葉には早いが、晴れた秋空の先には、富士山を始め奥多摩の大岳山や三頭山、秩父の武甲山や大小の持山、そして、奥秩父の甲武信岳や雲取山が望める素晴らしい風景が広がっていた。また、眼下には山上集落の風影の赤や青の屋根がちらほら俯瞰でき、哀愁漂う雰囲気を醸し出していた。私はこの様な日本の原風景の佇まいが大好きで、四季折々に変化する毎に山村を訪れて見たい、気持ちを心に留めた。
先を急いで、峠から500m程下った路肩にバイクを止め、左のスギ植林の山道を辿って行くと、老杉の木立の中から繰り返し太鼓や笛の音が響く。何だろうかと下って見ると、諏訪神社の獅子舞が始まっていた。境内には音色以外は寂として静まり返り、とりまく人々は目を一点に集め参観していた。
私も暫く見とれてから植林されたスギ林を抜けて、ナラやクヌギの自然林に入ると、何ともいえぬ安らぎに包まれた。それも束の間、岩が出てきて、乗り越えた先の平地の山頂に立った。展望はなく三角点標石にタッチしてバイクに戻った。
阿寺の小集落を抜け、十二曲をくねくねと辿り、ユカデの里宮の祠から数100mでエビガ坂にバイクを止めて、道標に導かれながら山道に入って行くと、南面が開けた平坦地に出た。民家の庭先の溝を跨いでネギや豆類の畑に下りるとそこが、変った山上集落名のユカデだった。後ろ盾に越上山、手前に森を背にした南面が広がる僅か二軒の民家のある長閑な山上楽園だった。
埼玉県飯能市にある長閑な山上集落のこと。漢字表記は「湯ヶ手」あるいは「湯ヶ天」。標高290mの奥武蔵の山々の中に、花が咲き乱れる桃源郷として、ひっそりと存在する場所。小さな盆地で民家が2軒あり、畑が広々とあり、集落の人たちがそこで野菜を育てています。田は出来ないが、陸稲は作れるそうです。花畑や竹林があり、自然あふれる場所です。春になれば、花が咲き乱れ、とても美しいそうなので、1度訪れてみたいですね。
*編集者からのひとこと*
2月16日は「天気図記念日」です。
1883(明治16)年のこの日、ドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングの指導のもと、7色刷りの日本初の天気図が作成された。天気図は1日1回発行されることになり、8月23日からは新橋と横浜の停車場に掲示された。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
今日は爆弾低気圧の影響で、北日本は大荒れの天気…北海道では数年に一度の猛吹雪になるおそれがあるとのことでしたが、大丈夫でしたか?低気圧による頭痛など体調不良も起きやすいので、お互い気をつけましょう。