11 鋸 岳 570m{ノコダケ}
県=青森・津軽
同行者=石井さん
登山日:2003年6月3日
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Outdoor Style サンデーマウンテン
計画では「四ッ滝山」へ登る予定だったが、道路工事の為入山できず、予定を変更して「安東水軍」の名で知られる、鎌倉時代から室町時代にかけて、日本海を舞台に活躍した津軽の豪族だった福島城を見に行った。
その後、竜泊ラインを通り、七段の滝や「傾り石」凝縮変成岩などを見ながら、風の通り道である眺瞰台に立ち寄り、立って歩けない程の風の中を展望台まで行き、清んだ竜飛岬に至る原野に林立する発電風車群の眺望は圧巻だった。龍飛岬に階段国道が有るので訪ねる。ここは日本で唯一の歩く国道である。
三厩 に入り津軽最北のJRの駅で有る「三厩駅」を訪ねてみたが、誰もいない、どこか心さびしい雰囲気だった。
ここから増泊林道に入り、増川施業実験林の西股谷を辿り、一段高くなった右の台地上に東屋が有った。二段になった沢の左股の林道を進み、出合いには滝(アスナロ滝)が有り、右股の林道には入山禁止の表示。左股の林道を進み、橋を渡った右手に、ここからヒバの展望コースの道標が有り入山する。
ここは隣の矢形石山への登山口にもなっている。谷が開けヒバ美林の展望所に至り、しばし大規模な美林を眺めてから歩を進める。やがて階段状の急坂を登り切ると、緩やかな鞍部となりブナの大木が林立する穏やかな登山道だ。足元には珍しいコケイランが咲いていた。
暫く楽しみながら登ると、チシマ笹の生い茂る風衝草地帯で、路肩には沢山のカラマツソウが咲き誇り、その先が石積みのケルンに守られた二等三角点の山頂だった。 山頂からの眺めは360度で、今まで辿って来た山並みが望め、そしてこれから登る山々が待っていた。山頂の祠には地元十一人衆の名が刻んで有った。