更新日:令和3年4月12日|群馬県と長野県の県境にある八風山{はっぷうざん}(1315m)に2000年4月29日に師匠の石井さんご夫妻と登った山行です。妙義山を始めとする峻嶮な岩稜が見られるのが魅力です。
八風山
早いもので西上州の赤久縄山・御荷鉾山に師匠の石井さんと山行して1年になる。
今回は石井さんが名付けた「迷い平」と、西上州の屋根の大勢の人を避け、
奥様の足首捻挫のリハビリを兼ねて、ゴールデンウィーク初日の山歩きである。
上信道の碓氷軽井沢インターで下り、目の前の突岩峰の高岩に圧倒された。
石井さんは若い時に既に雄岳・雌岳に登っており、見た目ほど急峻でないとのこと。
西上州の険悪な奇岩が林立する山々は、妙義山を始めとする峻嶮な岩稜が見られる。
低山だがスリル満点の山域である。今日はリハビリを兼ねているので、急峻とは言い難い台地上である。
地形図を見ると、稲村山の山麓に等高線が大きな楕円形をしているエリアが2ヶ所ある。
これから訪れる台地上の迷い平である。
インターの先の八風平に車を置いて、稲村山を目指して道なき道を20分ほど藪を漕いで登って行く。
やがて、広々とした平坦地に着いた。石井さんいわく、ここが『迷い平』である。
以前、石井さんが迷った経験があり、再び訪れた。
「踏み跡も殆ど無いので、濃霧の時などは地形図と磁石が必需品となる。
1000mある山は甘く見ては駄目だ。
もちろん、図読力がなければ宝の持ち腐れである。」
と、師匠にご教示いただいた。
芽吹き前の落葉樹林の日溜まりには、エイザンスミレやスミレサイシンが、
可愛らしくひっそりと咲いていた。下山して、7km先の八風山に向かった。
妙義荒船スーパー林道を走り、カラマツ林が続く
別荘地を通り抜けると、篠が茂る八風山登山口についた。
キブシの咲く落ち葉の積もった踏み跡を辿ると、内山峠からの登山道に飛び出した。
道標に従い、八風山方向へ広い笹尾根を進むと、八風山山頂に立った。
一等三角点標石が設置されている頂きだが、あたりの木々が成長して眺望は利かなかった。
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*編集者からのひとこと*
4月12日は「パンの記念日」です。
パン食普及協議会が1983年3月に制定。
天保13(1842)年旧暦4月12日、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍が
軍用携帯食糧として乾パンを作った。
これが日本で初めて焼かれたパンと言われている。
~今日は何の日から引用~
あなたは米派ですか、パン派ですか?
最近は高級生食パンブーム等もあり、パンが人気ですよね。
我が家では、朝は食パンを食べることにしています。