99 筑波山 877m {ツクバサン} 一等三角点
県=茨城 百名山
OMITSUの単独(バイク)
登山日:2002年11月14日
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Outdoor Style サンデーマウンテン
久々の晴れ間を待ち望み、比較的近い百名山である筑波山にバイクで出掛けた。万葉の昔から多くの詩歌に詠まれてきた関東の名山。男体山と女体山の双峰を持ち、山頂にはイザナギとイザナミの神が祀られている。
何処にしようか思案していると時間が経ち、家を7:40過ぎに出て外環道から常磐道へと進み、土浦北からR125を辿り、筑波神社を訪れるのは初めてで、山門と社殿はなかなか立派な佇まいである。門前の商店で昼食弁当を手当てして、筑波スカイラインで高度を稼ぎ、ロープウェイつつじヶ丘駅前にバイクを停めた。
遅出だったので山頂を極めるだけが目的で無い小生としては、下山で過程を楽しめば、由としてロープウェイで運んでもらい山頂駅のある御幸ヶ原に到達したが、その瞬間驚愕の一言に尽きた。
目の前には「道程元標 海抜八百米」の古めかしい石柱が建っていた。西に男体山そして東には女体山の山頂が望めたが、電波塔の乱立と売店。そしてブロック塀や気象観測施設のコンクリート人工物が占拠していて期待外れの山行となった。そそくさと山頂を踏んで下山する事にする。
先ず西方向の男体山(860m)へと一息で踏んで、一段と高い石段の上に男体山御本殿(イザナギの尊が祀られている)の奥宮が扉や庇は金色の金具で装飾され、屋根には千木が置かれた風格のある社があった。
ここから一旦御幸ヶ原に戻り、最高点の女体山へ向かって緩やかな道を登り、岩盤の上に女体山御本殿(イザナミの尊が祀られている)に着いた。その傍らには 日本百名山 筑波山の石柱が置かれていた。一回り大きい一等三角点は社殿の後ろに設置されていた。こちらが877mの最高峰で有る。
ここから本格的な山行である。なかなか侮れない岩稜帯である。ガマ石やセキレイ石、大仏石や北斗石そして出船入船石、弁慶の七戻り石など奇岩の出現である。
辺りには樹齢数百年もあろうブナの巨木が黄葉して雲一つない紺碧の空に映え、賑やかな山域に一抹の静けさを与えてくれた。最後は母の胎内潜りに高天ヶ原そして苔むした露岩には祝詞が刻まれたものもあって、未だ自然の残された古い歴史と信仰の山であると再認識した山行だった。
帰り路の取手付近の常磐道から赤く染まった南西の空に、くっきり富士山のシルエットが丹沢山地の上に見事に望めた。これは又とない心に残るお土産で有った。冬空に筑波山は家の近くの横断歩道橋から見える百名山である。
★管理人から令和のこそこそ噂話★
12月20日は「果ての二十日」です!
身を慎み災いを避ける忌み日。
由来については諸説あり、近畿地方では罪人の処刑をこの日に行っていたからと言われる。また、山の神に深く関る忌み日とされ、この日に山に入ることが忌まれる。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
今日も埼玉は快晴です☀行楽日和なお天気ですが、我が家はプチ大掃除の予定です。苦手なことはなかなか進まないですが、得意な方のYouTubeでも参考にして、頑張ります!!
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