301 三浦富士(183m)
302 砲台山(204m)
303 武山(200m)
県=神奈川県・三浦半島
同行者=田中さん
登山日:2018年2月15日
ブログランキングに参加しております!
あなたからの読者登録大歓迎です♪
人気ブログランキング にほんブログ村
半島の山旅も佳境に入り、京浜急行長沢駅で田中さんと合流した。駅から線路に直交している坂道を左にとる。団地の中を進んで行くと、長沢児童公園の先にある短い階段の傍に道標があり「三浦富士」登山口があった。ここから入山し、戦後に建てられた「解放戦士の碑・平和母子像」の碑の左脇を進んで行くと、大規模なマテバシイの純林が続いていた。
棚を過ぎると、道も明瞭になる。下生えは、一面ツユクサに覆われた尾根がらみを進み、田中さんが右の踏み跡を辿ると、急斜面にタブの大木が枝を広げていた。
再び戻り急坂を登り野比からの道と合わせ、更に階段を登り切ると岩峰の二等三角点と石祠や石碑が並ぶ、三浦富士(フジヤマ)山頂に飛び出した。
頂には浅間神社の奥宮が鎮座し。南面が開けた山頂からは、三浦半島の突端と浦賀水道が望めた。残念ながら、春霞で房総半島や富士山は望めなかった。空ではトンビが長閑に舞いながら鳴き、しばし展望を楽しんで腰を上げた。
西に向かって緩やかに下って行く。原生林の様な常緑照葉樹のオンパレードの山域であり、シイ・タブ・カシ類の中に落葉高木のヤマザクラやケヤキが点々と彩っていた。芽吹きの頃は素晴らしい森林浴が楽しめるだろうと思いながら、鞍部で林道に飛び出す。林道を左へ辿り、津久井浜への道を左に分け、更に進んだ見晴し台で三浦半島の海岸線を望みながら一息ついた。
すぐ先の分岐で武山への道を一旦見送り、一段高い右への林道を進むと砲台山に着いた。展望は望めないが、かつての要塞跡でコンクリートの残骸がある芝生の小広場だった。戦時中に高射砲が設置されていたのだろうと想像しながら砲台山を往復して、武山への道へとなだらかな道を辿り、ヤマツツジが移植された僅かな急坂を登り切ると、武山不動尊が鎮座する山頂に着いた。
アゼリアハウスと言う休憩舎で一息入れていると、ここでは子犬が鳴くような声でタイワンリスが鳴いている。色々な鳴声をするものだと感心する。
下山は不動尊に参って舗装道を下って、左へ手書きの自然道の道標がある。これを下って行くと、何が自然道だと思わせる光景に出会い愕然とした。朽ち果てた山荘だかプレハブ小屋だかが林立している山域で、人工物(プラスチック・鉄)のゴミが散乱していて非常に見苦しく、何が自然道だと言いたい。終盤に気分を損なったが何とか車道に降りて林二町目のバス停から帰途についた。
低山だが非常に植生が珍しい山域で、久し振りに深山に入ったような有意義な山旅を味わった。
*編集者からのひとこと*
2月4日は「世界対がんデー(World Cancer Day)」です。
2000年の「対がん同盟結成を呼びかけるパリ憲章」に基づき、国際対がん連合(UICC)が2002年から実施。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
先日、コロナへの感染恐怖から病院に行くことを控え、病気の発見が遅れてしまったという記事を見ました。個人的に、その方の気持ちも理解できますし、悩ましい問題です。健康診断や検診は行かれてますか?私は毎年オプション付けた方がいいのか悩みます…