100 男体山 久慈 (654m) {ナンタイサン} 一等三角点
県=茨城 久慈山地
OMITSUの単独(バイク)
登山日:2008年11月30日
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Outdoor Style サンデーマウンテン
国道118号線の久慈川沿いの山方町船生集落から、山並の中に突出する切立った優美な山が眺められる。あれが今日登る久慈男体山であると思うと、気持ちを引き締め西金集落は未だか、逸る気持ちを抑えながらバイクを走らせる。
やがて西金に入り、R118号のから「男体山登山口」の標識は山道に入ってからが解かり難い。その先の滝倉入口から入った方が分かりやすい。入口を間違え奥久慈パノラマラインを通り、駐車が数台あり登山者が沢山準備をしている場所に着いた。てっきり男体山への登山口と思い、早速準備をして、取り付け点にあった案内板を見ると籠岩への登山口であった。
直ぐ戻り案内板に従い、男体山登山口に到着するも、駐車場は満車で駐車出来ず、多少のアルバイトをしても仕方ないと健脚コースの表示の有る路肩に停めた。
ここでもロスタイム20分。奥久慈の長閑な山村風景を眺めながら、200mほど下り小さく男体山と書かれた標示板に従い右に入る。突き当たりは、そば屋で道なりに左に曲り農家の脇を歩いて行くと大円地集落の登山口である。
左上にはこれから登る男体山の全容がはっきり見える。少し進むと健脚コースと一般コースの分岐があり、雨上がりは長いクサリ場は危険なので、一般コースを歩くことにした。小橋を渡り、鬱蒼とした暗い杉林の中を進み、正面にお墓があり、右方向にルートをとり高度を上げる。大小の岩片が登山道に目立つようになると、いつしか陰湿な杉林も姿を消し、以前はガレ場であったろうと思う斜面をジグザグに登る。広葉樹林に囲まれた明るい登山道となり、落葉した木間から青空が見え、大きな鞍部からの北風が心地よい。
下山してきた婦人が大円地越は強風で、半袖シャツでは凍えますよと脅かされる。人の声が一段とにぎやかになったら大円地越であった。さすがに北から南方向への大鞍部で、強風が吹き荒れていて休憩したらエンストするだろうと先を急ぐ。欅の大木に寄り添うように男体山の石柱を左に見て、急登にかかる
やがて穏やかな気持ちの良い尾根道となりコブを乗越し、先の高見にパラボナアンテナが見える。鞍部からきつい岩峰を登ると突然左側の視界が開け、断崖絶壁の迫力満点の場所だ。
何たることか20人ほどの団体が下山してくる、この狭い岩場では下山優先で通してやることにした。だが残念ながら挨拶は一人として言わなかった。
最後の副リーダーらしき輩に「どうもありがとうございました」といってやった。どうもツアー登山者はマナーが悪い。ただ単に先導者の後に金魚の糞の如く連れまわされ、山に登る過程の楽しみなど気にも留めず、ベチャクチャ世間話をしながらドタバタ通過していく姿はあきれ果てる。
路傍に数把の花が添えられていた。この絶壁から誰かが落ちたのだろう。最後の岩路をゆっくり登り山頂に着いた。
標高654mの頂上には一等三角点が立ち、男体神社の奥之院がある。山頂からは360度の絶景で、富士山から時計回りで浅間山・皇海山・赤城山・日光連山・那須連山・八溝山・堅破山・筑波山など山座同定ができた。また色づいた奥久慈の山並みと山村風景が、なんとも云えない気分にさせてくれる。
下山は登ってきた反対方向の急坂を下る。ブナの大木が現れコナラの立ち枯れが目に入る。程なく東屋があり健脚コースの分岐を過ぎると、明るい静かな風の音を聴きながら尾根道を、のんびり一人旅で歩く。滝倉分岐に到着したら、袋田の滝へのルートを右に見送り、左の急坂で長福集落を眺めながら下る。
辺り一面に焼けボックリがあり、以前に山火事があったのだろう。高度を下げるに従い次第に平坦な道となり、紅葉も今盛り、風に吹かれて落葉した落葉がカラコロと足音を奏でる。やがて杉林が現れると下山口の男体神社に到着。
登山の無事を感謝して参拝し、鳥居を潜って左の舗装された林道を歩く。程なく農家が点在し始め県道に突き当たったら左へ進み、登った久慈男体山を振返り、ウグイスがジャッジャッと鳴き呼ぶ山間の里山歩きを楽しみながら、アップダウンを繰り返し駐車した場所に到着。
帰路は真岡や益子の一般道を走りひた走り帰路につく。道すがら残照に映し出された富士山が綺麗だった。
★管理人から令和のこそこそ噂話★
12月21日は「バスケットボールの日」です!
バスケットボール解説者の島本和彦が提唱し、「12月21日はバスケットボールの日!委員会」が2011年より実施。
1891年のこの日、マサチューセッツ州スプリングフィールドで、この年考案されたバスケットボールの初の試合が行われた。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
最近全くスポーツをしておりませんが、中学生時代はテニス部に所属しており、真っ黒に日焼けしてた頃が懐かしいです。バスケットも高校の授業でやったきりで…成人してからはもっぱらスポーツは観戦する側になってしまいました。
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