春がオススメ☆一面ピンクの桃畑~棚山~(山梨)

329 棚山たなやま(1171m) 高度差=770m

県=山梨・塩山

同行者=ロッジ山旅企画

メンバー=坂本さん、西野さん、里見さん、岩路さん、長沢さん

登山日:2004年4月1日(天気:晴れ)

【OMITSU評価】
歩=6時間半 静=☆☆☆ 難=☆


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 ロッジ山旅のある八ヶ岳山麓と甲府盆地の温度差が3~4度。春が訪れるこの時期には、この差を花や緑から告げられ、高原の春の遅さを知らされる。『盆地はの見ごろ、峡東地域は桃がピンクの花をかけ白いのはスモモで、見る人の心を和ませてくれます。』と、ロッジ山旅の主人から誘いを受ける。

 日頃訪れる機会のない春日居町。JR「別田駅」は「春日居駅」に変わり、おまけに無料の足湯まで併設されている!?ここで私と里見さんが合流し、出迎えのロッジ山旅の車に乗せてもらう。車窓からは辺り一面ピンクで埋め尽くされた桃棚を抜け、春日居ゴルフ場の北端をまわりこみ、石井さんが未だ登山道が無かった頃に登った兜山かぶとやまを右に見て、大きな御幸石の駐車場に停めた。

御幸石の先から棚山

 兜山かぶとやまの南側を下り、兜山かぶとやまの新登山口をやり過し、内山花火工場の先から夕狩沢の左岸を遡行そこうする。渓流はこの沢も昨日の大雨で白濁、水辺に咲くカタクリの群生が渓流の濁りを補ってくれる。

カタクリ
夕狩沢の分岐

 谷がひらけて廃道が現れ、兜山かぶとやまとの分岐点(石井さんが登山時は赤テープ標があった場所)。真っ直ぐ進む廃道を棚山の尾根に向かったが、山梨市側に下っているし、標識もないからやぶ尾根を覚悟して突入。再び現れた林道をつめ、野バラの枝と低い雑木が阻むやぶ尾根を漕ぐ。久し振りのやぶ漕ぎで、暑がりの半袖組が刺に苦闘をしいられる。

 1時間ほど悪戦苦闘して、1,041m標高点につく。悔しいことに山梨市側からの尾根筋は手が入り、やぶ漕ぎが馬鹿らしく思えたが、これも山歩きの経験で入山地点が異なるのだから仕方がない。

 稜線のコブを3回ほど越えて、腹が減った昼過ぎに山頂を踏む。登り3時間半、単調な山道で無いので以外に時間を費やした。大休止を兼ね昼食をとる。同行したクリオ犬にパンを分け与えながら、現状ではこのルートは一般者には難しいと思った

 下山は太良峠方向に下る。太良峠への分岐で図上の実線ルートを偵察に行ってみた。稜線からは確認できずに引き返し、沢を目指して営林局の桧林ひばやしを下降、朽ちかけた避難小屋と屋敷跡とおぼしき場所で墓の石塔を数えて、荒廃した管理小屋に着く。

 小屋の前は岩堂峠の分岐点。懐かしい琺瑯ほうろう製の「マツダランプ」の看板を見る。その先が、兜山かぶとやま。尾根コースの分岐点へと続き、広い舗装道路にでて、実質的な山歩きを終了し、車に戻る。

避難小屋と琺瑯道標

 帰路、車道を逆送して『女人高野にょにんこうや』の古刹こさつ長谷寺ちょうこくじを参詣。十一面観音菩薩はカヤの奥。珍しい六面地蔵尊と胎内潜り石を拝見した。疲れた体に500段の石畳は長かった… 最後に梵字橋と満開の桜の花見をして1日が終わる。

珍しい六面地蔵尊
参考タイム:合計6時間40分

9:00 御幸石
9:25 夕狩沢
10:50 兜山との分岐(廃道)
12:30 山頂
13:20 下山
13:50 太良峠越えの分岐
15:00 岩堂峠の分岐(廃管理小屋)
15:20 兜山分岐
15:40 御幸石(車)

 
 


Kanapi
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*編集者からのひとこと*
3月22日は「放送記念日」です。
日本放送協会(NHK)が1943(昭和18)年に制定。
1925(大正14)年のこの日、社団法人東京放送局(現在のNHK東京放送局)が日本初のラジオ仮放送を始めた。
今日は何の日 毎日が記念日より引用

ラジオといえば、テレワークになってから聞くようになりました♪tamoも個人が配信するラジオのようなstand.fm(※)というアプリを始めています。※誰でも、どこにいても気軽に収録ができてすぐに配信できる音声配信アプリサービスのこと。

今日3/22から緊急事態宣言が解除されました。人出増が懸念されていますね。4月は新年度になり、イベントも多いですが、感染者数は減っていません。気持ちを引き締めて、感染予防に努めましょう。


 

 
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