更新日:令和3年4月6日|群馬県【西上州】西御荷鉾山{ニシミカボヤマ}(1286m)に1999年4月27日に師匠の石井さんと登った山行です。山頂からは、関東平野、秩父連山、上信越の山々が一望でき、淡いピンクのヤシオツツジも出迎えてきます。西御荷鉾山はぐんま百名山にも選定されています。
西御荷鉾山(1286m)
一等三角点の赤久縄山に登って、二連ちゃんで西御荷鉾山に挑戦した。
御荷鉾山の名も難読の山名だが、ミカモが転化されたもの「御神」の意だという。
その神は日本武尊のことで、ここから比較的に近い両神山も大和から東征の折りに、
日本武尊云々と有ったので、この辺りも辿ったのであろうと考えもした。
御荷鉾スーパー林道を来た道を戻り、林道の脇に建つ
尾崎喜八「父不見御荷鉾も見えず神流川 星ばかりなる万場の泊まり」の
文学碑のある処に駐車して登りにかかった。
道標に従い、細い山道を登って行く。
スーパー林道が標高900mあたりを通っているので、
標高差は400m足らずだが、いきなりの急登を強いられる。
あたりは落葉した雑木林に、
点々と今が盛りと淡いピンクのヤシオツツジが咲き誇り、
彩りよく心和ませてくれる。
息の切れる急坂は、時折足を止めて、
満開のヤシオツツジの眺めを楽しみながらの休息を多く入れる。
つづら折りを繰り返し登り切ると、山頂に飛び出した。
広い西峰の山頂は、火炎を背負った不動明王の石像がデンと構え迎えてくれた。
山頂からの眺望は、好天に恵まれ四方に広がって素晴らしい。
北に甘楽の郷が広がり、奥には榛名・赤城、谷川連峰と日光連山が。。。
西に見える妙義山の背には、白く輝く浅間山や横手山、
浅間隠山といった東信濃の山並みが望める。
南には、神流川の深い谷越しに奥武蔵の主峰の定峰山が裾野を広げ、豊かな山容を見せる。
また奥秩父の山並みは、名立たる雲取山から武甲山や特徴あるガクガクの山容の両神山が構えている。
そして、目の前には山頂を削り取られ、平らな姿が痛々しい叶山が大分低く望めた。
山頂で定食となったズリアゲうどん(素うどん)を食べた。
本庄市から来られた岳人に写真を撮って頂き、
綺麗な花や眺望抜群の山頂を充分に堪能した。
その後、重い腰を上げ、時間的に登るのは無理となった東御荷鉾山を眺め、
投石峠へと下った。
投石峠は字の如く、沢山の石が自然に積まれた場所だった。
ここからほんの僅か林道を戻り、駐車した場所から帰途についた。
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*編集者からのひとこと*
4月6日は「しろの日」です。
兵庫県姫路市が1991年に、日本三大名城の一つ
姫路城を中心とした市の復興の為に制定。
四(し)六(ろ)で「しろ」の語呂合せ。
~今日は何の日から引用~
日本にはいくつもお城がありますが、オススメはありますか?
兵庫県には世界文化遺産に指定される姫路城がありますよね。
家のカレンダーの4月の写真が、ちょうど桜と姫路城のもので
一度は現地で見たいなーと思いながら毎日眺めています。
還暦までには日本各地のお城を制覇してみたいです♪