更新日:令和3年10月3日|登山口から山頂まで2時間位|体力★★☆☆・展望★☆☆☆☆・静けさ★★★★☆・技術★★☆☆☆・危険度★★★★☆・中級者向け|今回は登山ではなく初めての沢登りの山旅となっております。色づいたカツラの巨木やイタヤカエデの大木が沢の中に構えていました。とても静かな中楽しめる山行です。
◆都道府県:埼玉県(奥秩父)
◆登山日:2002年10月17日
◆同行者=石井さん
石井さんに誘われて、初めて沢登りに出掛けた。
関越道で花園ICからR299号を走り、
左前方に独特の岩峰を従えた両神山がきりつさせている。
あの中腹までこれから訪れると思うとワクワクしてくる。
小鹿野町から志賀坂峠へと向かい河原沢に入り橋を渡ると、
左側に「尾の内渓谷」の案内板があり、左折して八日見山入口の石碑を確認。
龍頭神社里宮に参詣すると古には日本武尊が東征の折り、
八日間見えたので八日見山と呼ばれていた事が解った。
更に進んで、また「尾の内渓谷」の看板で右折して砂利道を行くと、
50台ほど停められる駐車場とトイレがある。
辺りにはアキチョウジが可憐な花を咲かせている。
正面には紅葉に彩られた両神山のVに切れ込んだ岩峰群と、
振り返れば二子山の西峰と東峰の岩峰が威圧を与える。
道標に従って杉林を抜けると真新しい吊り橋に出た。
ここからが尾の内渓谷の入口で、揺れる吊り橋の中間から二段の一番滝が正面に見える。
渡った先は木造の階段で、今まで辿った林道とは一変して山道となり、
やがて尾の内沢を丸木橋で対岸に渡る。
苔むした岩石がゴロゴロしている谷は、踏み跡もなく自然のままに残されている感じだ。
再び尾の内沢を渡り返して行くと、色づいたカツラの巨木やイタヤカエデの大木が沢の中に構えていた。
やがて山の神滝があり、左からスズノ沢が入り分岐になっている。
赤テープと積み石に導かれて沢を渡ること三回、
天を突くようなサワグルミの大木(樹高30m位)が林立していて清々しい。
またもや左からキギノ沢が入り込み、「この先危険」の標示板が有り複雑な山容に図読が難しい。
分岐から右に山腹のザレ場を横切って進むと、岩棚を落ちる10mほどの滝が見えてくる。
日焼けした赤テープはここで終っていたが、もう少し先に進んでみると、
苔むした巨大な岩に錆びついた鎖が掛けられていた。
岩場の先に出て、この先が油滝だと石井さんが思い出したが、
濡れていて草付きも無い岩場の下りを考えると、石井さんは、ここで引き返そうと提案。
私も同感、缶ビールで乾杯して遅い昼食で沢登りを満喫した。
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★管理人から令和のこそこそ噂話★
10月3日は「登山の日,山の日 」です。
日本アルパイン・ガイド協会の重野太肚二氏が発案し、
同協会が1992(平成4)年に制定。
「と(10)ざん(3)」の語呂合せ。
日本アルパイン協会⇒ http://www.agsj.org/
~今日は何の日から引用~
緊急事態宣言が明け、絶好の行楽日和になりましたね♪
我が家も気晴らしに出かけたいところですが、
私も娘も試験勉強に追われており、
ブログ更新頻度が落ちてしまっております。
過程思考が大事だとわかったので、
早く合格して週1・2回のペースに戻したいと思っています。