東京都【奥多摩】高水山{タカミズヤマ}(759m)・岩茸山{イワタケヤマ}・惣岳山{ソウガクサン}の奥多摩での人気コースを2003年4月17日にOMITSUさん一人で登った山行です。高水山の山頂へ向かう途中には可憐なスミレやミヤマカタバミが咲いていています。ヤマザクラにはちょっと時期が早かったようです。三山の中で一番眺望が望めるのは岩茸山、惣岳山の山頂には青渭神社奥之院が祀られており、素晴らしい彫刻が施されております。是非肉眼で確かてほしい山旅となっています。
久し振りにバイクで肌寒さが身にしみる早朝に家を出て、
R16号を直走(ひたはし)り箱根ヶ崎で右折してR411(青梅街道)へ。
青梅市街を抜けて変った名前の軍畑 で右折して舗装された平溝川沿いの道を登って行く。
※いくさばたの由来は、南北朝から戦国時代にかけて、青梅一帯を支配した三田氏と小田原の北条氏の合戦の場所。
平溝橋で榎峠・雷電山への道を右に分け、
祠と古から現代まで思い起こさせる新旧の道標石を左に見て、
マンサクやタンポポが咲くのどかな山里の集落を川沿いに辿り、
高源寺手前で川と分れ、点在する民家の間を緩やかに登って行く。
最奥の民家と砂防ダムが見えたら舗装も終り、路傍にバイクを止めて山登りに掛る。
道端にはオカスミレ・マルバスミレ・ミヤマカタバミ等が咲き誇り、
バイクツーリングで疲れた身体が癒される。
沢を離れ古い合目石のある急な植林帯をジグザグに登り詰め尾根筋に立つと勾配が緩み、
白岩、北小木曽方面からの道と合わせた所に石柱の道標とベンチがあった。
冷たい風が心地よくここで一休みを入れた。
やがてブナやカエデの明るい落葉林を道なりに進むと、
浪切不動尊を祀る常福院龍福寺山門前で上成木からの道と合流。
※写真がないので、調べてみました⇒高水山常福院|おうめ観光ガイドよりご確認ください。
やがて尾根上では南側の展望が開け奥多摩の山々が一望できるようになると、
木の根が張り出した広い高水山の山頂に立った。
ベンチもあるが大きな切り株に腰をおろし、
南面の樹間に御岳山を望みながら休憩する。
束の間の高水山を後にして先に進む、ここから岩と木段の急坂をゆっくり下り、
巻き道と合わせて緩やかになるが、滑り易いので転ばないように岩茸石山へと向かう。
ちょっと早かったか?ヤマザクラの蕾は未だ堅い殻に閉ざされているようだ。
やがて惣岳山の巻き道を見送ってゴツゴツした岩稜を直登する。
まもなく三山の最高峰の三等三角点標石のある岩茸石山、山頂に飛び出した。
明るい山頂からは北から東に展望が開け、
黒山の先に棒ノ折山(棒ノ嶺)をはじめ奥武蔵の山々が一望でき、
振り返れば先ほど登った高水山も望めた。
山頂のひだりはぬくぬくと暖かく、枝を渡りあるく小鳥の僅かな気配を感じ、
地図を広げ遠くの山々と交互に見やり、山座同定して何れ棒ノ折山も、
その先の蕨山も蕎麦粒山も登りたいと欲張った思いにふけった山頂を後にした。
目の前に立つ惣岳山へは、ベンチから左へ露岩の急坂を慎重に下り、高水山からの巻き道をやりすごし、
右手眼下には山に挟まれた大丹波(おおたば)の集落が川に沿って細長く点々と続き、
対岸の本仁田山(ほにたやま)や川苔山を雑木越しに眺めながら行くと、ゆるやかな下りに差し掛かかる。
林床にはアケボノスミレがひっそりと花を一輪つけていた。
この先は展望のない平坦な山道を進み、いきなり急な岩が露出した崖の登りとなった。
木の根、木段を急登するとワンピッチで惣岳山に立った。
スギやヒノキの大木に覆われた静かな山頂に、青渭神社奥之院が祀られていた。
木々に囲まれた鎮守の森からは展望は望めず静寂そのもの。
社殿は金網が張りめぐらされていて覗いて見ると素晴らしい彫刻が施されていた。
※素晴らしい彫刻は金網で撮れなかったため、詳細はこちらへ⇒惣岳山のじゃらんページ
今日は山頂でも山道でも誰にも逢わない気持の良い山旅だった。
下山は来た道と巻き道を素直に下り、犬の遠吠えなどの生活の匂いが聞こえてくると、
山里は近い、ルンルン気分で歩を進めバイクまで戻り家路についた。
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★管理人から令和のこそこそ噂話★
4月3日は「趣味の日」です!
{木世}(えい)出版社の関連会社・サイドリバーが制定。
四(し)三(み)で「しゅみ」の語呂合せ。
~今日は何の日から引用~
皆さんはどんな趣味をお持ちですか?
私はディズニーパークに通うことでしたが、
念パスが無くなり、しばらく行けてません( ノД`)シクシク…
でも、最近ではこのブログが趣味となっています。
沢山の方と新たに繋がる機会を与えられたことに感謝しつつ。。。
ブログ更新を続けていこうと思います。
オススメの趣味などコメントお待ちしてます♪