52 六角牛山(1294m){ロッコウシサン}
県=岩手 北上山地 遠野
OMITSU単独(途中で断念)
入山日:2001年10月17日
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ブナ倶楽部の佐々木さんから白神核心地域にある高倉森登山の案内を頂いた。行程は「暗門の滝」「釣瓶落とし峠」「津軽峠」そして「高倉森829m」山行という案内だった。この機会を逃す手は無いと斉藤さんを誘って参加した。
二日前に遠野に入り斉藤さんが営業活動をしている間、ブナ林で覆われた六角牛山に登ろうと、六角牛神社に進み道端に大きな案内板に従って、山道に入って行った。
一番、二番、三番鳥居跡と進み、追分の石碑を過ぎて左の道端に「六角牛登山口」の標柱が有った。辺りを見廻すと踏み跡程度の登山道で標柱がみすぼらしい物だった。{クマに齧られた真新しい痕跡だった}
以前に白神山地を訪れた際に、ガイドの佐々木さんに獣痕跡の標柱を見せ、「これはクマが人間の匂いを嗅ぎ、ここはおいらの領分だと、このように齧る」と教えられたのを思い出して、一瞬ドキッとしたが、未だ山道は先に登って行っている。行ける処まで行ってみようと先へと進んだ。
切り分けの峠に差し掛かると、新しい登山届函と六角牛山登山口の道標が有った。辺りは黄葉のブナ林で覆われた素晴らしい林相で、駐車スペースもあるので入山しようと決めて、今日は誰か入山しているか登山届を拝見したが、残念ながら三日前に登っている記録のみであった。ここから標高差600mある。
単独行なので思案していると、数10m先でギャオーギャオーと重たい獣の声が。。車に戻り、石井さんに電話で事情を説明すると、「単独ではクマに襲われる可能性があり、危険だから引き返した方が賢明だ、山は動かないから次の機会にしたら?」とご教示頂き、直ぐに来た道を戻った。時間が有るので地図を広げ、遠野近在の山の姿だけでも見ようと、石上山・高清水山方向へ車を走らせた。
再び遠野市街を通り抜け、台地状の山間部へと入り高清水山(797m)直下の展望台に着き、眼下に広がる遠野盆地を眺め、生憎この季節は籾殻焼の煙が立ち上り霞んでいて今一だった。
展望台を下って石上山を下から眺め、登山口を確認し、広大な牧野を走り抜けた。今度は反対側の340号線を辿り、赤羽峠から五葉山の登山口である檜山に着いた。登山口を確認して投宿先の東和に向かった。
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