良寛さまも愛した雄大な自然～国上山～（新潟）

93　国上山（３１３ｍ）｛クガミヤマ｝

県＝新潟

同行者＝山田さん・岡市さん・稲垣さん

登山日：２００３年１０月２８日

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　麓から望む国上山はなだらかな稜線を引いていて、岩場などは想像できない。この山は弥彦山塊の南端に位置する海辺の里山である。

　先ずビジターセンター駐車場下にある稚児(ちご)の道と名付けられた杉木立の山道を辿って行く。傾斜がきつくなるにつれ、既に葉を落とした雑木林と変わり道も明るさを増してきた。

　やがて、蛇崩(じゃくずれ)という岩場に出ると、先程登った弥彦山が視界の正面に飛び込んできた。山稜の右側には一気に切れ落ち、先には広大な穀倉地帯の蒲原平野が続いていた。一時、眺望を楽しんで灌木の茂みを抜けると山頂に飛び出した。

　記念写真に収まり、一服入れた後、時計と反対廻りに下って行くと、国上寺に至った。越後の最古の寺として、また江戸時代の禅僧、良寛との縁の深い寺として知られる古刹の大寺である。良寛が諸国行脚と修業の末に移り住んだ五合庵を経由して起点に戻った。

Kanapi

＊編集者からのひとこと＊
12月23日は「上皇さまのお誕生日」です！
1933(昭和8)年のこの日、皇太子継宮明仁親王(現上皇)が誕生した。東京に親王生誕を知らせるサイレンが鳴り、人々は旗や提灯を持って街を行列して祝った。2019(平成31)年の譲位後は、新たに祝日とすることはなく平日に戻された。
～今日は何の日　毎日が記念日より引用～

上皇さまは、87歳の誕生日を迎えられたとのことです。2018年までは祝日だったので、平日なことが違和感がありますね。12月は祝日がなくなってしまって残念です。個人的には祝日のままにしてほしかった。今年も残りわずか！残タスクを来年に持ち越さないよう、気を引き締めたいと思います！