345 荒倉山(1132m)
県=山梨・郡内
同行者=ロッジ山旅木曜登山会
登山日:2004年12月16日
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ロッジ山旅に前泊して山行に参加した。韮崎の北西に位置する鳳凰三山の前衛である荒倉山へ、ロッジの車で向かった。集合場所の釜無川に架かる穴山橋の袂の午頭島公園に車を駐車して、先週登った大菩薩嶺と同じメンバーと合流した。ここから冬晴れの南の彼方に秀麗な富士山が、南西にはこれから向かう荒倉山が大きな山容を見せ、右の肩には松の大木が一本天を突くのが印象的だ。
道標に従い、サイホンの原理を用いた日本三大堰の1つである徳島堰を渡る。庚申塔が四基建つ長閑な車道を進む。河岸段丘の宇波円井の集落を抜けて、龍珠院を過ぎると舗装道路も終わる。すぐ先の円池への道を右に見送り、山道らしくなった峠路を左の雑木林の中へと辿る。
切り通しのように抉られた山道をジグザグに登り、峠の手前に一体の石仏が迎えてくれた。この石仏は何だろうと興味津々になる。頭の姿は中央が盛り上がり、薬師であり地蔵ではない。手の格好は合掌していて施無畏印(薬壺)を持って無いので薬師では無い。背後に控える地蔵、観音、薬師岳の鳳凰三山を考慮すると、峠越えの位置、像の趣からして、観音像だろうと考えている内に平川峠に出た。長沢さんに聞くと馬頭観音とのことだった。
正面には鳳凰三山がそびえ、地蔵岳が特徴ある姿のオベリスクが立てていた。ここから少し林道を進むと道標が有り、右に折れて再び山道へと入って行く。先には北面が開け、奥秩父の山並みが嫋に続いていた。
ここで一服入れて、更に林道・山道を繰り返しながら高度を上げ、緩やかな落ち葉の絨毯が敷き詰められた斜面を登り切ると、松の大木に出た。
ここから一投足で山頂標柱と三角点の待つ山頂に立った。山頂は森の中なので、少し先の樹林が開けた地蔵岳が間近に迫って望める日溜りで、大休止と昼食をしながら自然の英気を充分頂いて下山に掛かり、来た道を戻った。
登りやすい山なので初心者の方でも楽しんで登山ができるそうですが、
「雪解け後の登山始め」や「10月下旬から11月中旬の紅葉シーズン」が
おすすめの山です。
また、気象条件によりますが、冬には「氷の華」を見ることも可能。
※5月中旬から10月下旬までは、ヤマヒルがでるそうなので
ご注意ください。
*編集者からのひとこと*
1月26日は「文化財防火デー」です。
1949年のこの日、日本最古の壁画が描かれた奈良の法隆寺金堂が火災により焼損した。これをきっかけに、文化財を火災や震災から守るとともに、文化財愛護思想の普及高揚を図る目的で、1955(昭和30)年に文化庁と消防庁が制定した。
各地で文化財の防火訓練が行われる。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
最近は雨も続いていますが、秋から冬にかけては空気が乾燥し、火災が発生しやすい気象条件となります。また先日テレビでも古い延長コードやアルコール除菌がかかった状態でコンセントをさすと、火事の原因にもなるそうです。テレワークで電気機器を使用する機会も増えてます。この記事をご覧になっているあなた!お気を付けくださいね。